【事業者様向け】PayPay導入のデメリットを解説|店舗側が損しないためにやることは、たったの3つ

コワーカーのライフハック
急成長しているキャッシュレス決済。
店舗側にメリットがあるからこそ、どこへ行ってもPayPayのステッカーを見かけるほど、拡大したワケですが・・・
本当にデメリットは無いの?と思いますよね。
PayPayの導入を悩んでいるなら、メリットよりもデメリットをしっかりと把握し、ご自身の事業形態と照らし合わせて、導入するかどうか判断することが大切です。
もしデメリットが大きいと感じるなら、導入は見送ってもよさそうです。


PayPay導入のデメリット

今後必ず「決済手数料」が発生する

決済手数料とは、お客様が支払いをした時にかかる手数料。
今は1万円のお支払いがあれば、そのまま1万円が振り込まれますが(※振込には条件があります)、2021年10月1日からは、手数料が引かれて、指定口座に入金となります。
PayPayの決済手数料はまだ公表されていませんが、「メルペイ」・「D払い」の場合は2.6%、「auPAY」で3.25%(※通常決済手数料)、「エアペイ」の場合は3.24%または3.74%です。
したがって、PayPayの手数料は2.6%から3.74%の間でしょう。
クレジット決済では無いので、3.7まではいかないだろうというのが個人的な予想なので、D払いに合わせて2%台でくるか、auよりも少し安い3%くらいなのかなと思っています。
どちらにしても、決済手数料から逃れるすべは無く、利益率の悪い店舗(回転重視の店舗)にとっては、数%でも重くのしかかります。

キャッシュフローがまわらず、資金繰りが悪化

キャッシュフローとは資金の流れのこと。
今まで現金だけで経営をしていた店舗は、売上が入って、仕入れを行い、また売上が立つ、といったお金の流れがあります。
ここにPayPayを導入すると、資金の流入にタイムラグが生じます。
余裕がある店舗なら気にしなくて良い点ですが、例えば「毎日新鮮な魚や野菜を現金で仕入れている」とか、「○日に支払いがあるから、前日に必ずお金が必要」などといった場合には注意しなければいけません。
上記では分かりやすいように「1万円の決済で1万円振込」と書きましたが、実際入金には細かいルールがあります。

ジャパンネット銀行(※振込手数料永年無料)・・・翌日入金(累計決済金額関係なし)

その他の銀行(※振込手数料105円)・・・最短で翌営業日(累計決済金額1万以上)

その他の銀行(※手数料無料の条件)・・・当月末締め(月1回の入金)

つまり、ジャパンネット銀行を持っていないと、デメリットが大きそうです。
2021年4月5日にジャパンネット銀行は「PayPay銀行」と社名が変わりますので、PayPayを導入するなら「ジャパンネット銀行」の開設も必須です。

従業員の教育が必要

比較的若い世代が働いている店舗であれば、「直感的に分かる」、もしくは「自分自身で使っているからやり方が分かる」というように教育はさほど問題ではありませんが、それ以外の店舗では結構四苦八苦しています。
というのも、PayPay導入にあたって、ネットでの申込みが分からなければ、営業の方は来てくれますが、導入後のサポートは担当の営業によってかなり違います。
ですので、結局はオーナーや店長がやり方を把握し、実際決済担当するスタッフに教えなければいけません。
「お客様が勝手にやってくれるから大丈夫」とよく言われますが、60代前後くらいの方が経営する店舗では、仕組みさえよく分かっていなく、「トラブルがあったら困るから」と、せっかく申し込みをしたのに引き出しにしまってある・・なんてことが本当に多いです。

売上金の管理が従来よりも複雑化する

現金だけで決済をしていた店舗であれば、単純に管理の手間が増えます。
台帳管理の店舗は、記帳する際にPayPayの分も加えるだけでいいかもしれませんが(※売上金の入金時にも記帳が必要)、POSレジ導入の店舗だと、追加で入力の手間が発生します。
PayPay管理画面で決済情報が一覧になりますので、クラウド会計等を使っている店舗であれば、連携して管理の手間を省くことも出来ます。
税理士さんが入っていれば、この点は気にしなくて良い部分ですね。
デメリットでもありますが、店舗によってはメリットにもなる部分ですので、ご自身の店舗でのやり方と合わせて検討してみて下さい。
小さい店舗ほど、売上金管理の手間はあまり気にしなくていいかなといった感じです。
なお、PayPay導入手数料が無料なのは、お客様がQRを読み込む「ユーザースキャン式」だけです。
(※店舗がお客様のQRを読み取る場合(POSレジに対応させる場合)、導入手数料以外にシステム構築などの料金も発生)



PayPay導入のメリット

デメリットと天秤にかけるために、メリットも見てみましょう。

PayPayは知名度が一番高い

2018年10月から始まったサービスですが、現在ユーザーが3000万人以上と、他のQR決済に比べて飛び抜けて多いです。
ということは、PayPayが使えるというだけで、顧客獲得の可能性が広がります。
実際に、「3種類のQRコード決済を申し込んだけど、PayPayしか使われていないよ」という店舗側の声も、地方では非常に多く上がってきます。

PayPayの導入費用は無料

クレジット決済端末を導入しようとすると、端末の代金がかかったり、レジに連動させようとすると費用がかさんだり。
PayPayなら導入無料(ユーザースキャンのみ)ですぐに初められます。
さらに、必要ないと感じたら、QRコードを引き出しにしまうだけでOK。
もちろん解約も違約金など掛からず簡単にやめられます。

PayPayは入金サイクルが短い

入金指定口座をジャパンネット銀行に登録していれば、売上金額関係なく翌日には口座に入ります。
auPAYやD払いは月に1回、もしくは2回(さらに1万円以上の決済が必要)なので、比べるとPayPayの圧勝!
デメリットである、キャッシュフローの問題も、ジャパンネット銀行(PayPay銀行)を開設すれば解決ですね。

オンライン決済にも対応

現在PayPayは、ヤフー関連サービス(yahoo!ショッピングモール、yahoo!トラベルなど)を中心にオンライン決済を導入しています。
今では、オンライン診療やウーバーイーツなどでも使えるようになり、順次使える店舗を拡大していく予定です。
PayPayを導入しておけば、今後サービスが追加になった時にすぐ取り入れることが出来ます。
例えば「オンラインでの料理教室で、レッスン費用をPayPayで支払ってもらう」なんてことも出来るかもしれません。

PayPayピックアップでテイクアウトも対応

PayPayのアプリ内から、注文と決済を事前に行うことが可能になりました。(※別途手数料あり→8%/取引、480円/店舗)
テイクアウトの需要が増えていますので、安全に効率よく受け渡しが出来るのは重要です。
なお、PayPayピックアップはInstagramからも利用できるようになっており、SNSを通じたマーケティングにも一役買ってくれそうです。

防犯対策になる

個人店で困るのがお金の管理です。
両替や保管、精算業務など、現金が多いと神経を使うものです。
PayPay含め、キャッシュレスなら防犯上でもメリットがあるといえます。

出張サービスでも使える

例えばお祭りなどの出店や、蚤の市、主張マッサージ、青空散髪などなど。
実店舗が無いと契約は難しい(※出来ないわけではありません)ですが、「今日だけイベントでQRコードを持ち出す」ということは全然オッケーです。
となると、営業の幅も広がりますね。
お客様にとっても便利です。

売上増加に繋がる

キャッシュレス決済を導入することで、売上が伸びる傾向にあります。
ついで買いが増えたり、決済単価も上がったりと要因は様々。
デジタルクーポンの配布や、PayPayが行うキャンペーンによって、新規顧客による売上増加も見込めます。
また、PayPayを導入することで、外国のお客様にもご利用いただける機会が広がります(※申込時にAlipay利用にチェック必須)
※PayPayのキャンペーンを利用するにはこちらの記事を参考にしてくだい。

PayPay導入で店舗側が損しないためにやること3つ

①PayPay導入したら管理画面で店舗情報を充実させる

PayPayの審査に通過すると「ご利用開始のお知らせ」というメールが送られてきます。
合わせて「スターターキット」も郵送で送られてきます。
「ご利用開始のお知らせ」というメールには、管理画面ログインのURLが付いていますので、さっそくPayPayの管理画面にログインしてみましょう。(※メール受信から10日以内‼)
※スマホでも管理画面に入れますが、パソコンのほうが操作しやすいです。

管理画面ログインの方法

①ログインアカウントを登録する

「ご利用開始のお知らせ」という題名のメールに記載された、「ログインアカウントを登録」という箇所をクリック。

②表示された画面に、お好きなパスワードを2回入力

③もういちどメールに戻り、「PayPay for Businessにログインする」をクリック

④申込時に登録したメールアドレスと、②で決めたパスワードを入力してログイン

※管理画面の詳しい使い方は、別の記事で説明します。
管理画面では、店舗の写真を登録したり、営業時間を追加したりできます。
ユーザーが、PayPayアプリ上の「近くのお店」から検索した時に出てくるので、店舗ページ情報は充実させておかなければ非常に勿体ないです。
ユーザーの心理として、
近くでPayPay使えるお店無いかな?」
(今PayPayしか持っていない・キャッシュバック目当て・PayPayフリマの売上金を使いたい等)
写真、サービス内容、今営業中かどうかを確認
来店
という流れになります。
最低限、写真と営業時間は追加しておきたいですね!

②PayPay導入したら情報発信でアピールする

PayPayが使えるようになったら、多くのユーザーに向けて「うちのお店ではこんなサービスがあるよ」と伝えなければいけません。
スターターキットに入っているスッテカーや、「PayPay使えます」の旗(※電話で頼むと貰えます)も良いですが、できればもっと広く発信してお客様を呼びたいですよね。
そこでPayPayの記事投稿がオススメ。
記事投稿では、お店の最新の情報や、キャンペーンなどを打ち出せます。
さらに、FacebookやTwitterといったSNSを使っている店舗は、PayPayマイストア(ご自身のPayPay店舗ページ)のURLを貼り付けて、「PayPay始めたよー‼」と宣伝も出来るんです。
インスタの場合はプロフィールの「ウエブサイト」という項目に設定しておけば、気になったユーザーが反応してくれます。(※ホームページがある店舗は、PayPayではなくホームページを入力してください)
どれも無料で利用できるサービスなので、どんどん活用していきたいです。

③PayPay導入したらひたすらキャンペーンに乗っかる

PayPayはこれまで多くの独自キャンペーンを打ち出してきました。
2018年12月に開始した「100億円あげちゃうキャンペーン」ほどのインパクトは無いですが、期間限定でキャッシュバックをしたり、地方で応援キャンペーンのようなものもやっています。
そういったキャンペーンでは、店舗側が広告費をかけることなくpaypayが自動で集客してくれるので、これに乗っからない選択肢はありません。
告知をしないことで、お客様が他の店舗へと流れてしまっては、機会損失といえるでしょう。
お客様は、PayPayで還元キャンペーンをしていることは知っていても、「どこのお店で使えるか?」ということは、実はあまり分かっていません。
なので、大きなお店(例えば大手ドラッグストアや家電量販店など)の告知物を見て、「あっ、ここ還元されるんだ。じゃあPayPay使おう」といった感じです。
同じように、あなたの店舗でもしっかりと告知物があり、キャンペーンの対象店舗だということを情報発信できていれば、売上増加に繋がるのです。
ちなみに、PayPayキャンペーンの告知物は、管理画面の「お知らせ」→「販促データダウンロード」で印刷ができます。
お客様との繋がりが出来ていれば、LINE公式アカウントやSNSの発信による告知も重要です。
「キャンペーンやっているなら行こうかな」と思ってくれるからです。
個人事業のかたは、とことんPayPayのキャンペーンを利用して、事業拡大していきましょう!
2021年3月のキャンペーンはこちらの記事で紹介しています。



まとめ

デメリットを超えるほどのメリットがあると思った店舗は、迷わず申込みをしてみて下さい。
早めの申込で、様々なキャンペーンにも乗っかることができます。
申し込みの流れを知りたい方はこちら

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